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読み書きが上手くなる縮約

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縮約とは?

縮約というと中々聞きなれない言葉ですが、聞きなれた要約という言葉が文章の短縮作業だけを指すのに対して、縮約も同じく短縮作業を指す言葉ですが、要約と異なり短縮だけではなく、さらに表現の方法などにまで切り込む意味を持っています。これまであまり注目されてこなかった縮約ですが、大野晋という方が著された「日本語練習帳」という本で取り上げられた事をきっかけに、爆発的に注目されるようになり、文章力を向上させたければまずこの本を読んで縮約を勉強すべきとまで言われるようになっています。

縮約のやり方

そんな縮約ですが、ただやみくもに文章を縮める作業を行えば縮約であるといえる訳ではありません。縮約を効果的に練習する方法として、様々な方法が本やその他にもインターネットなどで解説されていますが、ここでは前述の著作で解説されている中で特に有名な、新聞の社説をお題に縮約の練習する方法を取り上げたいと思います。
各新聞の社説という物は、大体が1400字前後で構成されていて、本ではこれを400字程度に縮約することが指示されています。もちろんただ適当にまとめるだけでは要約以上の物にはなりませんので、本には縮約を行うのに際して守るべき6つのルールが提示されています。

ルール

まず縮約とは、「要約のように要点をつまみあげるのではなく文章を地図のように縮尺し、まとめる文章」というルールが大前提として提示されます。中々難解に聞こえるルールですが、要約のように文章の構成や単語の位置を入れ替える事無く、原文をそのまま縮めるように努めるといった意味だと理解し実行していけば大丈夫です。
次に挙げられるルールは、1行20字詰20行構成の原稿用紙使用し、原稿用紙に空白を作ってはいけないというルールで、すなわち一枚の原稿用紙全ての空欄を埋め尽くすことが要請されます。
残り4つのルールは、そこまで他の文章問題や課題と異なるルールではなく、例えば400字という文字数を厳守するといったルールや句読点は一文字と数えるといったようなものが続きます。

活用先

ここまで縮約の概要について説明してきましたが、そもそも縮約をマスターしてもどのような事に役立てれば良いのかと疑問に思う人もいると思われます。まず第一に、就職活動やそれ以前の大学などにおける筆記試験において、縮約をマスターしている事は、それだけで競争相手に対し非常に試験で優位に立つ事ができます。またそのような就職前の活動や試験だけに留まらず、就職してからもプレゼンなどで少ない文字数で効果的に内容を伝える必要がある資料を作成する際など、縮約の力が発揮される場面というものはいたるところに存在しているのです。